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運営会社紹介

シルキーほっぺの原点

近年まで地域に必ず一軒はあった「染み抜き屋」さんが、
インターネットで生まれ変わります。

着物が主流の時代、着物づくりは京都の職人さんの集合体で製造されていました。
染め屋さん、金彩屋さん、湯のし屋さん、生地屋さん、染色補正屋さん。小売店に卸す問屋さんからの注文によって、悉皆(しっかい)、今で言う着物プロデューサーが職人さんをとりまとめて約3ヶ月かけて着物を手作りします。

着物つくりの仕上げである「染色補正屋さん」の職人さんが、地方に出て店を構えて直接シミ落としをする着物のメンテナンスのサービスを始めたのが、この「シルキーほっぺ」の原点です。

その技は今も受け継がれ、現代のインターネットを通じて着物のメンテナンスのサービスを提供しています。

シルキーほっぺの運営会社紹介

シルキーほっぺは、反物「浜ちりめん」を製造している「ヤブウチ」が運営しています。
私たちが住んでいる長浜は、世界でも最高峰の織物のひとつと言われる「浜ちりめん」の生産地です。
反物を製造しているからこそ、絹の性質を理解し、着物にとって最善の対処を施すことができます。

シルキーほっぺの運営会社紹介

伝統「浜ちりめん」とは?

ちりめん(縮緬)とは100%生糸を使用した絹織物です

テレビドラマ『水戸黄門』の主人公水戸光圀公は「越後の繊維問屋の隠居」と名乗っていることでも有名です。
浜ちりめんは、丹後ちりめんと共にちりめんの2大産地の一つです。
縦糸にはほとんど撚りのない糸を使い、横糸に強い撚りをかけて織ります。
生地の表面にシボ(凹凸)が現れるのが特徴です。主に高級な呉服に使われています。250年以上の歴史があり、世界でも最高峰の織物と言われています。

【生糸】蚕の幼虫がさなぎになる時に作る繭を熱湯に入れ、製糸(糸を何本も寄り合わせること)された糸。

【撚糸】生糸だけでは細すぎるので、何本か合わせてヨリをかけた糸。

自社の工場で繭から糸をほどき、反物を製造しています。

生地を織るための撚糸づくりから反物が織りあがるまでのおよそ1ヶ月、
ひとつひとつの作業工程には職人の手作業が欠かせません。
わずかな撚りのぶれが品質に大きく影響します。
段階ごとの厳しいチェックを重ね、初めて美しい光沢ある浜ちりめんが誕生します。
最高級の品質を維持する一方で、新しい素材づくりへも挑戦中。
職人の目は常に最先端を見つめています。

工場の一部をご紹介いたします。

ソーキング

油剤などにつけ、糸を柔らかく滑りやすくします。
こうすることで静電気を防ぎ、糸が扱いやすくなります。

糸繰り

ソーキングした糸を巻き取る作業。糸切れやくくり糸などがないように注意しながら、綛糸を枠またはボビンに巻き取ります。

引き揃え

経糸を整えます。
織物に必要な経糸本数を並べ、シートに引き揃えます。

撚り止め

織ったり編んだりする前に、全体の撚りを平均化します。
この方法を「撚り止め」といいます。

会社概要

会社名 株式会社ヤブウチ
所在地 〒526-0021滋賀県長浜市八幡中山町732
販売責任者名 代表取締役 藪内 猛
資本金 3,000万円
社員数 43名
加入団体 滋賀県撚糸工業組合
滋賀県絹人繊織物工業組合
浜縮緬工業組合
取り扱い商品 絹撚糸、白生地、裏生地、京呉服、帯地、織呉服、宝飾、バッグ、洋品
沿革
昭和25年
織物用撚糸業を創立
昭和37年
絹織物製造卸を併営
昭和43年
地方小売店を対象に白生地、呉服卸を併営
昭和47年
東京都町田市に東京店新設
昭和51年
株式会社ヤブウチに組織変更
平成10年
京都市に京都店新設
各店所在地
長浜本社 〒526-0021
滋賀県長浜市八幡中山町732
TEL.0749-63-2221(代) FAX.0749-64-1353
東京店 〒194-0002
東京都町田市南つくし野2-28-12
TEL.042-795-6686(代) FAX.042-795-3354
京都店 染繍近江 〒604-8173
京都市中京区両替町通姉小路上ル柿本町411 2F
TEL.075-212-0529(代) FAX.075-212-0529
きもの近江 長浜店 〒526-0021
滋賀県長浜市八幡中山町732
TEL.0749-68-1577(代) FAX.0749-64-1353
きもの近江 東京店 〒194-0002
東京都町田市南つくし野2-28-12
TEL.042-795-6686(代) FAX.042-795-3354