着物の暑さ対策

着付け
毎年ごとに暑さが増している夏に、着物を着て快適に過ごすには、皆さんどのようにしておられるのでしょう。暑さ対策のコツを少し覗いてみました。
・薄物を着ると体型が目立つので、補整をする。タオルが汗を吸収するので、着物に浸みるのを防ぐ。
・帯は重くないもの(帯芯のない帯)を。織りの麻八寸帯や、博多献上などを使う。
・袷の着物を着る時より、少し多めに衣紋を抜くと涼を感じる。
・普段は伊達締めを使用するが、腰紐を使う。
・肌襦袢は吸収、速乾効果のあるものを。長襦袢は、麻や木綿など天然素材を使用する。
・半衿、帯揚げ、足袋なども涼感のある麻や絽を。
・その他には、日傘を使ったり、着物や帯の柄に海の生き物や、千鳥、水辺の風景、秋草など、涼感を演出する模様を取り入れる。
・着付は冷房で寒いほどに冷やした部屋で行う。
・暑くても、暑苦しそうな顔は見せない。
などなど、皆さん工夫されていますね。