「紋がにじむ」!!

お手入
雨に降られてや、丸洗いをして、「家紋がにじんでしまった」ということのご相談をお受けすることがあります。呉服屋さんが「紋が泣いてる」と言われる状況です。男の人の黒紋付の羽織など、雨に濡れた時など起こりやすい問題です。
それを防ぐためには、一つ有効な手段として依然ご紹介した「ガード加工」が有効です。
それでは、既に「滲んでしまったら・・」ですが、紋(抜き紋)の入れ替えも可能です。男女でも家紋の大きさが違うの値段に多少の差はありますが、約16.000円前後というところでしょう。(縫い紋も入れ替え可能です。)
紋の入れ替えをする場合は、1つの紋だけでなく、着物についている家紋を全て変えることが必要です。それをしないと綺麗にした紋とそのままの紋では、色の差がハッキリ出てしまいます。(縫い紋は一つでも大丈夫です。)