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きものを脱いだ後は?
- まずは汗や湿気を取りシワを伸ばすために、和装用のハンガーに掛け半日〜一日風通しのよい日陰に干しておきます。
- 色焼けを防ぐためにホコリ・ゴミを柔らかい布やブラシで軽く払います。
- 袖口、裾、上前、衿などを中心にシミや汚れがないかをチェックします。(なにもなければ4.へ、シミや汚れがあれば「シミや汚れがあった場合」 へ)
- シワがひどい時は当て布をして低温で裏側から軽くアイロン(縮むのでスチームは使わない)をかけます。変色などを防ぐために、金箔・絞り・刺繍の部分は避け、軽くアイロンの重みをかける程度にして下さい。
- きものをタンスにしまいます。
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【ポイント】
- 化学反応が生じ、きものが痛むことがあるため、防虫剤は2種類以上使用しないこと。
- 金箔・金糸・銀糸が多く使われている場合、防虫剤を使うと変色したりするのでピレスロイド系のシート状になったものや防虫香等を使用したほうがベター。
- 乾燥剤・防虫剤とも、直接きもの・帯に触れない様に収納容器の四隅に。
- 箔や刺繍のあるものには、その部分に和紙や白い布をあて、湿気の少ないタンスの上段
で保管する。 しまうときは、箱や引き出しの底に白木綿を敷き、たがいちがいにきものを組む。
- ウールと絹は別々にしまいましょう!(絹をウールのものなどと一緒に入れると虫が ウールに取り付いて、そのまま絹も食べてしまうため)
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- きものを干します。
きものの大敵は湿気とガスです!少なくとも年に一回は空気が乾燥している湿度の低い日に、風通しのよい部屋できものを陰干ししましょう。
午前中から午後の早い時間まで、半日程度は干しておくとよいでしょう。
※ 顔料を使用したきものや本藍、本草木染めのきものに関しては色落ちや変色を防ぐために、アイロンを当てない・下手に洗わないことが大切です。また顔料を使用したきものについてはそれらにプラスして、リグロイン・ベンジン・防虫剤を使わないことが必要です。
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シミや汚れがあった場合
お茶・珈琲・醤油・ジュース・お酒など
しみの下にハンカチを当て、上から水を含ませたハンカチなどでたたくか、しばらく当てて汚れを吸い取らせて下さい。(決してこすったりしないで下さい!)
泥汚れ・墨・インクなどは、水に溶けて汚れが広がる恐れがあるので無理をしないで下さい。
バター・油など
乾いた布やティッシュペーパーなどでつまみ取る、またはうつし取ります。
チューイングガム
しばらくおいて固めてから静かにはがします。氷をハンカチなどで包んで、その箇所に当てておくと早く固めることが出来ます。
泥はね
乾いた布かテッィシュなどで軽く水気を写し取り、そのままで乾かし完全に乾いてから、軽く手でもんだり、やわらかいブラシで軽くこすって落とします。
強くブラシをかけたり、もんだりすると布地がすれたり、光沢や、風合いがそこなわれるので注意して下さい。
※ その後の処置として、ベンジン・中性洗剤などで汚れを取るわけですが、これらの薬品を使用するときは、下前などの目立たない所で色落ちしないかなどを確認してから行うと良いでしょう。またベンジンなどを使用すると多少なりとも生地が痛みますので、大切なきものなら専門家に任せたほうが確実で安心です。
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水溶性のシミ
応急処置の要領でたたいたあと、中性洗剤をしみこませたガーゼでつまむようにふき、さらに水で絞ったガーゼでつまむようにふきます。
油性のシミ・汚れ
タオルの上にしみの部分をのせ、ベンジンを染みこませた綿棒または布で、輪ジミを作らないように軽くたたいて汚れを落とします。その後ぬるま湯で固く絞ったガーゼでたたいておきます。
パールトーン加工等の防水加工がしてある場合は、効果が落ちることがあるので使用しないで下さい。また金箔・金糸・銀糸にも使用しないで下さい。
半衿・袖口・裾の簡単な汚れ
きものの裏に白い布を当て、ベンジンを含ませたガーゼや真綿でたたくように落とします。輪ジミができないように、大きく全体にぼかすようにたたくのがポイントです。
汗ジミ
汗をかいた部分に、表と裏から濡れタオルをあて軽くたたくようにします。
きものを洗う場合、浴衣や普段着の化繊、ウールは家庭で洗えますが、それ以外のきものはクリーニングへ出します。
丸洗い
丸洗いはきもの全体を洗う石油系のドライクリーニングです。汗をかいたり 何度も着て汚れたら、タンスにしまう前に丸洗いされることをおすすめします。ただし汗ジミや濃いシミなどは落ちないので、その場合は別に「シミ抜き」が必要です。また丸洗いは何回も行うと生地が痛みますので、洗い張りで絹の蘇生をはかることが大切です。
シミ抜き
気になるシミ・汚れは早めのお手入れが肝心です。あわてて無理にこすったりせずにそのままお持ちください。
特に汗ジミは、時間がたつと黄ばみとなって浮き上がり取れないシミ・汚れとなることがありますので、その場合はシミ抜きが必要です。(※脇の部分は、汗により変色しやすい為、汗をかいた場合には、汗抜きをおすすめします。)
洗い張り
仕立てを総て解いて、反物の状態にしてから全体を洗う方法です。落とすことのできる汚れは全て落とすことができ、型崩れやくすみも直り新品同様になります。また再び仕立てる際に、寸法を直したり後ろ身頃を変えたりすることもできます。
部分洗い、汗抜き
衿、袖、袖口等の限られた部分の汚れを落とします。 酷く汗をかいた場合(特に単衣・夏物・きものの脇の部分)は、汗による変色を防ぐために汗抜きをおすすめします
小物のお手入れ方法
温もりが残っているうちにシワをたたいて伸ばし柔らかいブラシをかけておきます。そして裏面を表にして陰干しした後、引き出しの幅いっぱいに伸ばして収納します。
陰干しをして湿気を取ります。しわを伸ばしながら巻いておくか、たたんで柔らかい紙に包んでおきます。絞りのものは四つだたみにして、絞りが潰れないようにして下さい。綸子は、二つに折って輪の方からシワを伸ばしながら巻きます。しわが気になる場合は、布を当て、絞りの部分を避けてアイロンをかけます。
陰干しをして湿気をとります。汚れが目立つときはベンジンを含ませたガーゼで軽く拭きます。(金糸、銀糸を組み込んだものは専門家にまかせましょう。)結び目はまっすぐに伸ばし、房は軽くとかします。房はきれいに揃え和紙できっちりと巻き、四つに折って袋か箱に入れましょう。
長襦袢からはずして汚れを取ります。絹の半衿は、揮発油をいれた洗面器につけ、柔らかいブラシで布目に沿ってこすります。合繊の半衿は、中性洗剤を使って柔らかいブラシでたたくようにして洗い陰干しを
してから、乾いたらアイロンをかけてしまいます。刺繍半衿は専門家にまかせましょう。
下着類はネットに入れて、洗濯機で普通の洗濯物と一緒に洗えます。 足袋は洗剤を溶かしたぬるま湯にしばらく浸してから洗うと汚れが取れやすくなります。特に汚れた所は、ブラシで布目に沿ってこすり洗いをして充分にすすぎます。縫い目を伸ばし形を整えてから陰干しし、少し湿り気のあるときにアイロンを掛けておきます。しまうときは一足ずつビニール袋に入れてしまいます。
布製のものは、柔らかい布やブラシでほこりを払い、エナメルや革製のものは専用のクリームを使って汚れを拭き取ります。鼻緒もしっかり拭いて下さい。雨の日にはいた草履は、水気と汚れをしっかり布でふき取り陰干して下さい。片方ずつ薄紙に包んで、乾燥剤と一緒に箱に入れてしまいます。
伊達締めはシワを伸ばして巻きます。腰紐は五角形に折りたたんでおきましょう。
軽くホコリを取り、型くずれしないように紙などを中に入れてしまいます。
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